写真家・蜷川実花氏が撮影した羽生結弦の特別編集『羽生結弦 孤高の原動力』が11月11日に発売される。この特集では、五輪2連覇やスケーター史上初の単独東京ドーム公演、単独ツアーなどの彼の活躍が紹介される。
6つの異なるシチュエーションでの羽生の写真、以前話題になった「赤バラ」「青傘」の未公開ショット、さらに独占インタビューやアイスショーの記録などが掲載されている。羽生は蜷川氏との3度目のセッションについてコメントし、蜷川氏も羽生の表現力や存在感について賞賛の言葉を述べている。
『羽生結弦 孤高の原動力』への2人のコメント
羽生結弦さんのコメント
羽生結弦さんのコメント。
「蜷川さんとのセッションは3回目です。最近は、羽生結弦という存在にこの服やセットを合わせたときに、どういう構図になるのかを客観視するようになりました。突拍子もないかもしれないですけれど、『この子はどう見られたいのかな』と服の声を聞いたりするようなイメージです。特に、蜷川さんはセットがものすごく凝っていらっしゃるので、そのセットに対してどういう感情や意味をもたせるべきなのか、蜷川さんはどういう視点から写真を撮っていて、どういう雰囲気を受け取りたいのかなと考えながら挑みました」
蜷川実花さんのコメント
蜷川実花さんのコメント。
「羽生さんを撮影していると、ファインダーを覗きながら怖くなる瞬間があります。「この人はどこまでいくんだろう」と底が知れない、内側から出てくる表現力のすさまじさにいつも吸い込まれそうになるというか。表現の幅が広いという言葉では収まらないくらい、人というものを超えた、独特な存在感を持った方です。赤いバラのセットやビッグシルエットの衣装といった、被写体本人のパワーがないと成立しないシチュエーションも多く取り入れています。でも、羽生さんだから絶対に大丈夫だと確信していたし、撮影を終えて、その遥か上を見せていただきました」
羽生結弦の言葉に、ファンの心踊って止まらない…!
絶妙なコラボレーションの誕生
羽生結弦さんと蜷川実花さんのコラボレーションは、ファンとしては待望のものでした。両者はそれぞれのフィールドで日本を代表するアーティストであり、このような素晴らしいコラボレーションが実現したこと自体が驚きと喜びの連続です。
AERAに掲載の未公開ショット
「AERA8月14-21日合併」にて掲載された未公開ショット「赤バラ」「青傘」は、ただの写真以上のアートワークのように感じました。羽生さんの美しいスケート技術と蜷川さんの独特な写真撮影技術が見事に融合されています。
羽生結弦、アーティストとしての深い思考
羽生さんのコメントからは彼のプロフェッショナリズムと芸術家としての深い思考が伝わってきます。服やセット、そしてその構図に対する考察や取り組み方は、彼の常に向上心を持って新しい表現を追求している姿勢を感じさせます。
蜷川実花の羽生結弦評
一方、蜷川さんのコメントは羽生さんの持つ独特な魅力と存在感を再確認させてくれるものでした。特に「この人はどこまでいくんだろう」という言葉は、羽生さんがこれからもさらなる高みを目指すことを確信させてくれます。
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